MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

マーケティング活動の進め方(木村達也)

『マーケティング活動の進め方』(木村達也) 基本に戻って、知識の抜けを確認したいと思い、買い込んだうちの1冊。 読んでもだんだん忘れていくので、たまに知識もメンテが必要です。 日経文庫は、「手っ取り早く基本を押さえたい」と思った時に良いですね…

見える化(遠藤功)

今月の自主勉強会の課題図書、『見える化』(遠藤功)。 全200ページの約半分が34の見える化事例です。 (ポイント) ・数字や状態を「見える」ようにする仕組みは大事ですが、見る側の意識がさらに重要。意識しなくても「見える」、つまり「見せる化」が大…

価格戦略を知る者が「利益」を制す(DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編)

『価格戦略を知る者が「利益」を制す』(DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編) 最近プライシングの書籍を集中して読んだ結果…プライシングは突き詰めていくと、「合理性+消費者心理の想像力(合理性からアレンジへ)+値決めの勇気」ではないかという…

コトラーのマーケティング3.0(フィリップ・コトラー)

『コトラーのマーケティング3.0』(フィリップ・コトラー)〈2回目〉 マーケティングの溜田講師お薦め本。 マーケⅠの勉強も兼ね、読み直してみました。 きっちり読まないと理解が進まない、ちょっと難しい書きぶりです。2010年の出版ですが、その後、この本…

スマート・プライシング(ジャグモハン・ラジュー他)

『スマート・プライシング』(ジャグモハン・ラジュー、Z・ジョン・チャン)(◯) マーケティングの溜田講師お薦め本。 プライシングに関する良書です。 コストプラス法、競争に基づく価格設定、需要に基づく価格決定などの代表的なものに加え、ペイアズユー…

90分でわかる!日本で一番やさしい「データ分析」超入門(内田学他)

『90分でわかる!日本で一番やさしい「データ分析」超入門』(内田学、兼子良久)。 ビジネス定量分析のレポートが難航しているので、気分転換にざっと読んでみました。 タイトルにたがわず、確かにやさしい。でも、かなり、絞り込んだ内容なので、基本書を…

ありえない決断(バーン・ハーニッシュ&フォーチュン編集部)

先週、タイトルを見て、即買い、即読みした、『ありえない決断』(バーン・ハーニッシュ&フォーチュン編集部)。 MBAのケースのダイジェスト版のような感じで、社運を賭けた決断の18事例が掲載。 スティーブジョブズのアップルCEO復活、J&Jの製品回収、3M…

JAL再生(引頭麻実)

今週、社内の自主勉強会で使用した『JAL再生』(引頭麻実)(2回目) 今回は、私が幹事。人材育成に繋がる書籍という縛りがあるので、これまで読んだ中から、この本を選定しました。 (勉強会の結論) JALは倒産を機に、儲ける仕組みと従業員の意識が大きく…