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MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ(冨山和彦)

小谷さんに紹介してもらった、『IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ』(元産業再生機構COOの冨山和彦さん)を読みました。金融機関の人間なら若いうちに一度は読んでほしい、何のために経営分析をやっているのかが実感できる内容。
「財務分析をやっていて、これって意味あるの?」と感じたときに読むと良いです。

〈印象に残ったところ〉
・経営分析はまず数字から。数字をもとに背後にある企業実態を想像する。出てきた仮説を現場に足を運んで検証して企業の実態に迫る。その繰り返しで分析の質を高める。 
・規模が効く業種(素材など)、効かない業種(飲食店、不動産賃貸など)がある。
・自社のバリューチェーンだけでなく、産業全体のバリューチェーンのどこに属しており、そのバリューチェーン成熟度合いとイノベーションはどうかをみる
・モノの相場観を身に付けること。スーパー、チラシで単価・値付けに敏感になる。
・①その事業の儲けのメカニズムとその堅固性、②財務の健全性(いざという時の生存能力)の2点を納得できるまで分析する。

 

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