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MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

歩(宮本慎也)〈教養〉

教養

 大学の2つ上の先輩にあたる元ヤクルトスワローズの宮本慎也さんが書かれた『歩』。
 当時、応援団吹奏楽部に所属していた私は、クラブ活動でしょっちゅう野球部の応援に行っていたという思い出もあり、書店で発見して、即買い、即読みでした。

(印象にのこったポイント)
 プロ野球選手の中では体格が小さい(といっても175cm)宮本さんがどうやって一流選手に登りつめ、42歳まで現役を続けられたのかという点を少しでも感じたいと思って読んでみました。
①強い思い
 ・「熱意は様々な心を育てる。向上心、好奇心はうまくなりたいという強い熱意から生まれた」
②自分が勝ち残る術を見つける
 ・「ヒットの多さでなく、進塁打など脇役としてチームを支え、勝利に貢献できる技術を評価してくれる監督なら、それでアピールする」(野村監督時代のこと)
③人一倍の練習量
④研究熱心
⑤仕事に対する厳しさ
 とにかく、自分にも後輩に対しても、こと仕事についてはとても見る目がとても厳しい。妥協がない。
⑥自制
 ・「ちょっと調子が良くて慢心すると、向上心や研究心を消してしまう」
⑦「短所の克服、長所を伸ばす、どちらが優先ではなく、両方を考えるべき」
⑧「心・技・体の順番は、心(半分)・体・技・心(半分)。最初の心は、根性や志。後の心はそこから新たに見えてくるもの」

(キャプテン論について)
⑨「キャプテン選びで失敗するのは、キャプテン
にすれば責任感が出て、その選手のレベルが上がるだろうと期待して決めること」「劇的に変わるとしたらつらいことや苦しいことを乗り越えた時だが、キャプテンくらいではダメ」

 世界が違いすぎますが、ビジネスに当てはめて考えれば、とても思い当たる節が多い内容でした。

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