MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

徳川家康(7)(山岡荘八)

徳川家康(7)』(山岡荘八)(〇)

 全26巻。3度目の挑戦。
 今回は、リーダーとしての徳川家康を意識して読んでいます。 .

(第7巻の見どころ‥小説なので詳細は割愛します)
・鉄砲:信長3500丁、家康800丁。騎馬戦から鉄砲へ戦い方が変化した長篠の戦~武田家滅亡まで。そして、武田方に内通した正妻築山御前の行動を見て見ぬふりをし、粗暴な振る舞いを重ねる長男信康に対し、信長から切腹の要求を突き付けられた家康の心理描写がみどころ。

(備忘‥年表のみ。年齢は数え年)
・1575年5月(33歳):長篠の戦いで織田・徳川連合軍が武田勝頼を破る。

・1577年12月(35歳):従四位下、右近衛権少将となる

・1579年4月(37歳):第三子長松丸〈秀忠)生まれる

・1579年7月(37歳):信長から長男信康を切腹させることを要求する。

・1579年8月(37歳):正妻築山御前を殺害。

・1579年9月(37歳):長男信康、自殺する。

・1580年9月(38歳):第四子忠吉、第三女振姫生まれる

・1581年3月(39歳):武田勝頼の属城高天神城を陥れ、遠江を平定。

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