『実践!世界一ふざけた夢の叶え方』(ひすいこうたろう 菅野一勢 柳田厚志)
まったく普通の3人が、ベストセラー作家、100億円企業の創業者、サーフィンの片手間に数億円販売するプロデューサーになる実話。Beforeは、赤面症で超根暗な会社員、無職でチャラいプータロー、年収300万円のサラリーマン。一人じゃできない、仲間の力ってすごいって思う、ユニークな夢の叶え方です。
(印象に残ったところ‥本書より)
〇THE DREAM NOTE
みんなでノートに夢を描こう。こうなってたら最高に嬉しいという夢を絵と一緒に描こう。そして、ノートを回覧して応援メッセージを書き込んで、みんなで「お前ならできる!」と励まし合おう。この提案から定例会が俄然ステージアップした。
忘年会でも、画用紙に来年の目標を言葉と絵にして、それぞれが書いた目標に、各人の紙に「お前ならできる!」と励ましのコメントを入れていった。仲間と定期的に会い、励まし、助け合う。それこそ世界最速で夢を叶える方法だと断言できる。
〇「早く行きたければ仲間と行きなさい。遠くへ行きたければ、やっぱり仲間と行きなさい」
〇やり方より、あり方
10年後どんな自分でありたいか、誰とどんな生活を送っていたいのか、まずはそこをノートに描く。どんな生活をするかを決めるのではなく、どんな生活を送りたいかを決める。
〇お金のために働くのではなく、魂が喜ぶ仕事をしよう!魂が喜ぶ仕事ぶりをしよう!
その人のどんなところに惹かれたのかを書き出す。その人には同じ価値観の部分があるということ。ロールモデルにしたプロが、本当に幸せなのかどうかを見ること。
成功者の事例のリサーチだけは、徹底的に真面目にやる。そこがしっかりできれば、チャラくても、夢は結構簡単にかなってしまう。成功者の足跡(履歴)こそ、宝のありかを示す宝地図。
〇10年後の自分を想像する
どこに誰とどういった環境で、どんな仕事をし、経済的にはどんな状況にあるのか。そして、その時の1日(1カ月、1年)をどのように過ごしているのかを書き出す。誰と住んでいるか?そこに住んで何をしているか?社会にどんな価値を提供しているか?経済面はどうなっているか?地域社会のためにどういう貢献活動を行っているか?
⇒まずは理想の1日を描いてみましょう
〇逆算の法則
ゴールをイメージし、ゴールを前祝いし、ゴールから逆算したらあとはアクション!
ロールモデルを、師匠を見つけておけば未来のイメージを描きやすい。あとは逆算して行動をリスト化する。夢に対して今から何をしていけばいいか。行動⇒改善⇒行動⇒改善!
〇薩摩藩の「男の順序」
①何かに挑戦し、成功した者
②何かに挑戦し、失敗した者
③自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
④何もしなかった者
⑤何もせず批判だけしている者
〇人生やるか、するか!
しないなんて選択肢はないんだ!
〇言霊
言霊とは、言葉になる前のもの。つまりは、どういう気持ちでその言葉を発するかが重要。
〇自分を受け入れることば
「私は、〇〇と思った自分を受け入れ、認め、許し、愛しています」
〇ピンチこそチャンス?
「あぁーこんなことになっちゃった」とか言われたら、即座に、「あぁ、ツイてますね」という。それが何でツイているのか考えて、「それは〇〇のチャンスだよ」と返す。「ツイてる」を口癖にしよう!
〇ジョハリの窓の「未知の窓」
自分も他人も分かっていない窓を開く。
・自己開示:他人の分かっていない窓を小さくする。
・フィードバック:自己開示からフィードバックをしてもらうことで、自分の分かっていない窓を小さくする。
一人じゃ挫けるかもしれないけど、仲間がいれば励まし合える。一人じゃ続かないかもしれないけれど、仲間に宣言すれば行動は止まらない。そこに人が集まる価値があるように思います。そして、モデルを見つけて、未来を思い描けば、計画を立てることも含めて、自ずと行動はそこに向かう。そんなことを楽しみながら実践されている3人の行動に励まされる一冊でした。