『Powerpointスライドデザイン』(宮野公樹)(〇)
ビジネス・プレゼンテーションの授業にあわせ、スライドのつくり方の勉強のために読んでみました。スライドのbefore→afterが修正過程も含めて図示されており、添削を順を追って見れる分かりやすさがお薦めポイントです。
資料を作成したあとのチェックとして活用できます。
自分で資料を作ったら、さっそく本書を参考にチェックしてみようと思います。
(ポイント‥本書より)
〇すべてに「意図」があり、それを「操る」ことで「伝える」
・「意図」:オブジェクト
・「操る」:目線
・「伝える」:理解に要する時間の短縮化
〇理解に要する時間の短縮化
①相手に伝えたいことをできるだけ簡素にする
②相手に不必要な検索ワードを使わせない
③相手が検索しやすいように直感に訴えかける
〇コントラスト:伝えたいことだけ目立たせる
①色を変える
②サイズを変える
③フォントを変える
〇グルーピング:見えない”くくり”を意識する
①配置を変える
②線でくくる
③行頭記号を付ける
〇イラストレーション
①図形の利用
②直観・先入観の利用
③比喩の利用
添削は、ほとんど上記の観点からされています。
Before → Afterの観点を参考にして、分かりやすいスライドの何が良いのかに着目して考えてみたいと思います。後は、数をこなすことか?
学生・研究者のための 使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術
- 作者: 宮野公樹
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 単行本
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