『やりたいことが見つかる3つの習慣』(古川武士)
習慣化コンサルタントによる「習慣化シリーズ」。本書は、「発見する⇒行動する⇒直感に従う」という、3つの習慣のサイクルで、やりたいことを見つけることを目的に書かれています。習慣化は成長の基本ですが、万人の悩みでもあり、習慣化シリーズは何らのヒントになると思います。
(印象に残ったところ‥本書より)
〇やりたいことに出会うための3つの方法
①外部ではなく自分の心の中に答えを求める
②「心のブレーキ」を外す
③よい変化の連鎖を生み出す習慣を身につける
〇やりたいことが見つかるのは「感じる」人
「考える」のではなく、「感じる」ことでやりたいことが見つかる。自分が、おもしろい、ワクワクすると感じたことを大切にして行動すると、さらに感情が大きく動き、予想通りワクワクするのなら、その道を進めばいい。
〇WANT感性を磨く
①心のブレーキを外す
②自分の欲求を知る
③行動する
④直感力を磨く
〇やりたいことが見つかる3つの前提
①やりたいことは必然と偶然によって成り立つ
②やりたいことは進化、発展を続ける
③WANT感性が敏感になれば多くのやりたいことが見つかる
〇WANT感性を鈍らせる4つのブレーキ
①Must(自分への義務)
1)時間簿をつける
2)量を減らす、効率化する
②Can't(自分への限界)
1)発想に制約がかかっている⇒頭の中は無法地帯にしておく
2)完璧主義にハマっている⇒100点にこだわらない
3)漠然としていて行動できていない⇒情報を集めて具体化する
4)4つの言い訳に負けている(時間がない、能力がない、人脈がない、お金がない)⇒制約条件を区分する
③Worry(他人の評価)
1)直感を大切にする
2)必要以上にいい人になるのをやめる
3)黙ってやる
④Don't(他人の反対)
1)無視する
2)Win-Winを目指す⇒理由を探る、キモをとらえる、解決策を考える
〇やりたいことは3つのレベルで考える
①人生レベルのWANT
1)人生の軸(自分はどう生きたいのか?他人や社会のためにどうしたいか)
2)将来像(3年後、10年後、30年後どうなりたいか)
②生活レベルのWANT
1)仕事・遊び
2)お金・欲しいもの
3)恋愛・人間関係
4)健康・美
5)趣味・遊び
6)家・インテリア
③日常レベルのWANT
1)食べる
2)働く
3)運動する
4)寝る
5)学ぶ
6)楽しむ
7)リラックスする
〇発見する習慣の2つの目的
①欲求の地図を描く
1)過去のbestの体験を思い出す
3)欲求をビジュアル化する
②WANTリストをつくる
日常レベルのWANT⇒生活レベルのWANT⇒人生レベルのWANT
〇自分の中にある欲求を知る
①自分欲求
1人でやっていても楽しいことの中に潜む、ワクワク感を作りだす欲求。「デザインする」「組み立てる」「集める」「改造する」など、一人でやっていても楽しい作業。
②他人欲求
他人との関わりから得られるもの。「尊重される」「褒められる」「認められる」「頼りにされる」「大切にされる」
〇行動するための「小さな機会」
・新しく時間をつくるのではなく、相乗りさせる発想。
・時間をリストラする
・期間限定で行動を始める
・ベビーステップで行動を始める
〇直感と似て非なるもの
①単なる言い訳
②単なる感情
③単なる体調不良
〇6つの直感スイッチ
①瞑想、②運動、③一人旅、④妄想、⑤会話、⑥非日常
自分で自分を止めてしまう「心のブレーキ」。Must,Can't,Worry,Don't‥。ついつい、思い込んでしまうことってあります。まず、このやりたい自分と止めているものを認識すること。止めているものは、何か肯定的な言い方に変えてみる。「無理じゃないか‥」⇒「慎重に現実を見ている」「冷静に判断している」「リスクに備えている」・・。言葉をかえることによって、心のブレーキをはずすようにしてみようという思いに至りました。
人生を絶対に後悔しない 「やりたいこと」が見つかる3つの習慣
- 作者: 古川武士
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2011/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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