MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

コーチング・リーダーシップ(伊藤守)

今週に入って読んでいた『コーチング・リーダーシップ』が終了。
分かるとできるは違うと実感するテーマの一つ、コーチング。

半年前に社内で9回シリーズの勉強会をやったことを機に意識が高まっています。
伊藤守さんの著書は3冊目。
そもそもコーチングとは?必要性は?から考えるなら『コーチング・リーダーシップ』(キリンと中部電力の導入事例は具体的なので参考になります)、実践的なら『コーチングマネジメント』(私はこれがイチオシ)、基本を押さえた管理職は『3分間コーチ』でしょうか。

(ここ半年間、コーチングで意識していること)
 私が意識しているのは、以下の2つ。これがかなり意識してもできていないことも多く、反省することが多いのが現実です。大事なのは取りあえず言ってみること。実践あるのみ。


【「承認」スキル】
 実際にできたことを「すごい」と褒める「成果承認」はできる人が多いが、存在承認は意外とできていない。
・存在承認:
 「予定通り進んでいるね」「髪を切ったんだね」「あの仕事が動き出したね」など事実を認識したことを伝えること。

【Iメッセージ、YOUメッセージ、WEメッセージ】
・I:「君は明るいね」
・YOU:「君は明るいから、一緒にいると私もやる気が出るよ」
・WE:「君は明るいからチームの雰囲気が明るくなるよ」 

 

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