『ハーバードの人生を変える授業』(タル・ベン・シャハー)(◯)
52週・52種類に渡るワークの数々。実際に行動してこそ、理論を吸収することができる。ワークで経験を増やし、記憶力や理解力を高め、自己成長を助けることを目的にした本書。1つのワークを1週間やるという設定ですが、その間ずっと続けるものもあれば、あるタスクをやって終了というのもあります。1週間1つのテーマを考え続け、行動することで定着させていくことに意味があるなと感じました。
せっかく読んだので、2019年、1年をかけて取り組んでみようかなぁという気持ちがよぎっています・・!人生変わるかな??
(印象に残ったところ・・本書より)
◯52種類のワーク
(1)感謝する
・感謝を毎日5つ書きとめる
(2)習慣化する
・もっと幸せになれると思う2つの習慣を考える
(3)運動をする
・まずは、週に3回、10分間ウォーキングから
(4)仕事への考え方を変える
・自己啓発と仕事に関連する知識習得
(5)意義を見出す
・行動表(何にどのくらい時間を使ったか)を作る
(6)思いやりの心を持つ
・思いやりについて、定期的に瞑想する
(7)困難から学ぶ
・過去の辛かったこと、どう感じ、今どう思っているかを書き出す
(8)すべてをシンプルにする
・1〜2週間の行動を書き出し、簡素化・やめることを考える
(9)プロセスを楽しむ
・4つのライフスタイルを選んでいた体験や期間を書き出す
①出世競争型、②快楽型、③悲観型、④幸福型
(10)理解し、理解される
・パートナーについて、意義と楽しみの両方が揃った共通体験に焦点を当てながら、2人の関係のいいところを書き出す
(11)失敗から学ぶ
・失敗した経験やその状況について書き出す
(12)完璧主義を手放す
・「完璧主義」と「最善主義」のどちらかの考え方に従って行動した経験を書き出す
(13)価値ある行動をする
・最も意義深く、楽しいこと、最高に幸せにしてくれることのリストを作り、毎週または毎月どのくらいの時間を使っているかを書き出す
(14)安全圏から出る
・ずっとやりたいと思いながらやらないできたことをやってみる
(15)感情を味わう
・辛い感情に焦点を置き、開かれた心で受け入れ、しっかりと味わう
(16)一貫性を持つ
・1週間の終わりに書き出したことを振り返り、きちんと行動できたか考える
(17)最高の価値を掴む
・人生で最も素晴らしい体験を考え、その時感じた感覚や心の動きに意識を向けながら、もう一度その瞬間にいるかのようにイメージしてみて、その経験を書き出す
(18)長期的な関係を作る
・文章完成ワーク。本書にある未完成文章1文につて1〜2分の間に書き出せる限りの後半の文章を考える。
(19)親切な行動をする
・普段より5つ多く親切な行動をする
(20)いいところを探す
・どんな辛いことであったとしても、その経験から何を学び、どう成長することができるか、時間をとって考える
(21)「ありがとう」を言う
・感謝している誰かに手紙を書く
(22)回復する
・仕事で成功していたときや、最も満足度が高く、生産的で創造的だった期間を思い出し、最高の自分を引き出すには具体的に何をすればいいかを考え、書き出す
(23)パートナーシップを築く
・パートナーとお互いに毎日最低3つの「ちょっとした幸せのプレゼント」をする。そのプレゼントのリストを作る。
(24)解釈を変える
・不安な感情に対し、①感情を認め、②その出来事がもたらした良いことを考え、③一歩引いて、その状況を広い視野で眺める
(25)子を育てる
・自分または他人の子供の人生に介入することで、もっとその子の人生を楽にできたかもしれないと思う場面をリストアップする
(26)これまでを振り返って
・変わるために、どんなステップを踏んだか?これからどんなステップを踏んでいくか?
(27)悲しみに打ち勝つ
・マインドフルネス瞑想をする
(28)期待をコントロールする
・5つの目標について、「達成可能」⇨「チャレンジ」⇨「適切な目標」の順で書き出す
(29)自分に優しくする
・本書記載の未完成文章に続けて、思いつくままに後半部分を書く
(30)成熟する
・年配者に話を聞く
(31)本来の自分に戻る
・本書で紹介されている4つの文章の後半に続けて、各6つずつ文章を完成させる。
「自分の気持ちに後5%正直になるには・・・」「もし私がもっと自分の気持ちに正直になることができれば・・・」「自分が恐れていることに、あと5%気づくことができれば・・・」「あと5%本来の自分に戻るためには・・・」
(32)「わからない」を受け入れる
・外へ歩きに出かけて、ただゆっくりと時間を過ごす。
(33)嫉妬から学ぶ
・嫉妬や妬みを感じたことを5つリストアップし、それぞれの状況について書き出す。
(34)内なる声を聞く
・誰もあなたがこの世界でしている素晴らしい行いを知ることはないとすると、あなたは一体何をしますか?
(35)自分の感情を理解する
・瞑想をし、お腹の中まで届く深い呼吸を続けながら、気持ちに集中して、自分の感情を観察する。
(36)受け入れる
・本書で提示されている未完成文章の続きを描いて完成させる。
(37)偉業を観察する
・「達成できないのではないか」と不安に感じている、どうしても達成したい大切な目標を書き出す。
(38)「ありがたい敵」をつくる
・誰かともめた経験を思い出し、そのもめごとが、あなたとその人にとって、幸せという「究極の通過」を与えてくれるものか奪ってしまうものかという視点で考えてみる。
(39)可能性を信じる
・幼い頃に誰かが言ったことや自分が思ったことで、自分能力や技能を低く見てしまうようになった経験はないか考えてみる。
(40)人を伸ばす
・これまでに出会った最高の教師は、あなたのどんないいところを引き出してくれましたか?
(41)決断をする
・過去1年間であなたの決断が直接の原因となった失敗の中で、最悪のものを3つ書いてください。
(42)安心できる場所をつくる
・あなたはこれまで、どんな環境のときに、自分の最高の部分が引き出されたでしょうか?
(43)親密な関係をつくる
・長期的に関係を続けているカップルの関係性から何を学べるか考える。
(44)バランスをとる
・何を諦められるか、何が絶対に必要かを決める。
(45)お金を理解する
・毎週できることで、あなたに最高の幸せと満足感を与えてくれる活動を5つ選んで、リストを作ってみる。
(46)本当の目標を知る
・人間関係から仕事まで、人生にとって重要な分野で心の底から本当にしたいと思うことは何か、自分に問いかけてみる。
(47)天職を見つける
・私にとって意義あることはなんだろう?
・私にとって楽しいことはなんだろう?
・私の強みはなんだろう?
(48)気持ちを切り替える
・ちょっとした、しかし確実に全体に変化をもたらす活動(ハピネス・ブースター)を毎日のスケジュールに何か一つ組み込む。
(49)深く根を張る
・あなたを幸せにしてくれた過去の出来事を順番に話してみる。
(50)心をひらく
・本書で紹介されている未完成文書を完成させる。
(51)未来からいまを眺める
・もっと幸せになるためにはどうしたらいいか、現時点で始められることを若いときの自分にアドバイスしてみる。
(52)全体を振り返って
・自分は幸せになるために何を実行したか、何を実行しようとしているのかをまとめる。
これを1年間やり続けられる人も少なそうで、一度チャレンジしてやり遂げて、1年間の効果・実感をまとめられれば、相当な活きたコンテンツが作れそうです。
2019年要チャレンジです!