『ライフヒーリング』(ルイーズ・L・ヘイ)(◯)
帯の「世界で3500万部の超・大ベストセラー」に惹かれて即買いでした。生きていくために必要な知恵や自分自身との取り組みが書かれた本書。ネガティブ感情への向き合い方や人間関係・仕事・成功・豊かさ・身体などのテーマに沿った実践例など、自分自身の思考パターンを見直し、修正していくために役立つ1冊です。非言語要素も強く、感覚的なところがあるため、全てを論理的に理解しようというより、「あぁ、こんな方法があるんだ」という感覚で受け止めて、考え、実践していくことが大切です。気楽に読んで、実践してみましょう。
そして、今回新たに学んだこととして、身体と心の関係。体の具合が悪いということは精神的にどこに問題があるかという関係(ヒール・ユア・ボディ・・病気は精神的な原因が90〜95%)についてもまとめられており、これが気になったので、以下にまとめておきます。
(印象に残ったところ・・本書より)
◯頭
・私たちを意味する。
・頭部に問題がある場合、「自分」の何かがおかしい。
◯頭髪
・強さを意味する。
・頭皮が緊張すると、髪の根本にある毛包が強く圧迫されて呼吸できず髪が抜け落ちやすくなる。リラックスして自分を中心に据えましょう。
◯耳
・聴く力を意味する。
・耳を患うのは、たいてい耳を塞ぎたくなるようなことが周りで起こっている。
◯目
・視力を意味する
・目を患っている場合、たいてい自分自身や人生、過去、現在、未来から目を背けたい願望がある。
◯頭痛
・自分を卑下することが原因。
・粗探しを一旦やめて、自分が悪いと責める気持ちがどこからどうして出てきたのか、心を探ってみましょう。
◯鼻
・鼻に問題があるときは、顔の正面や花の間近に不快を感じる。身近にあなたを疎む人がいることを意味する。
・そのような状態を作り出したのは自分自身であることを忘れてしまいがち。
◯首
・首は柔軟な考え方を意味する。
・首に問題がある場合、たいてい自分の概念に固執しているから、問題の側面や相手の観点に目を向けることが必要。
◯喉
・喉の痛みは怒ることからきている。
・喉で創造力を発揮する。その創造力が途絶えた時に、喉に問題が生じる。
◯腕
・人生の経験を喜んで受け入れられるかを意味する。
・二の腕は受け入れる容量、肘から下は受け入れる能力。肘には柔軟に方向を転換する意味がある。
◯手
・何かを握りしめ、保とう、留めようとすることを意味する。
・節だらけの手は、考えすぎや批判が原因。手をぎゅっと握りしめるのは恐れがあるから。
◯指
・人差し指を切ってしまったとすると、その状態のどこかに、あなたのエゴから生じた怒りや恐れがある。
・親指は精神と関係があり、心配を意味する。
・中指はセックスと怒りに関係がある。男性に対して腹を立てているときは右の中指を、女性に対してなら左の中指を握る。
・薬指は結びつきと深い悲しみを表す。
・小指は家族や偽りと関係がある。
◯肺
・生を取り入れ出すことができる。
・肺に問題があるのは、生を取り入れのが怖いから、思う存分生きてはいけないと思い込んでいるから。
◯乳房
・母性を意味する。
・ここに問題が生じるのは、人、場所、物、経験に対して「異常な母性」を持つから。
◯心臓
・心臓は愛情を、血液は喜びを意味する。
・心臓に疾患を持つ人は、日常にも小さな喜びがあるのを忘れいている。
◯胃
・新しい考えや経験を消化してくれる。
・胃が悪いのは、新しい経験をどのように自分のものにしていいのかわからないから。怖がっている。
◯潰瘍
・恐れに他ならない。
・自分を愛し受け入れている人は潰瘍にならない・
◯性器、膀胱、肛門、前立腺、陰茎、膣炎
・身体についての偏見を持っていたり、その機能を矯正しようとするのが原因。
・膀胱は、パートナーに「腹が立つ」から。
・膣炎は愛し合っているときに相手に傷つけられるとたいてい患う。
・前立腺は自分に自信があるかどうかに密接に関わっている。
・インポテンツには恐怖が関わっている。
・不感症になるのは、恐れを抱いたり、快感を味わうのはいけないと信じているから。
・性病は、性に関して罪の意識があるから生じる。情欲は見せてはいけないもの、という感情が潜在的にある。
・ヘルペスの原因は、自分を悪い人間だと考えて罰するから。
◯大腸
・手放す能力をミスる。
・老廃物の排出を妨げるおは恐れだけ。
◯脚
・脚に支障があるのは、ある方向に前進するのが怖かったり、前に進む気になれないから。
◯膝
・首と同様に、柔軟性と関係している。膝の場合は、曲げること、プライド、エゴ、強情だけを表している。
・膝に支障をきたしているときは、自分のどこが思い上がっているのか、曲げたくないと思っている部分はどこか、自問してみましょう。
◯足
・理解力と関係がある。
◯皮膚
・個性を意味する。
・皮膚に問題を生じるのは、個性が脅かされているように感じるから。
◯拒食症、過食症
・生を否定する、自己嫌悪の最たるもの。
◯関節症
・批判精神が旺盛だとかかる病気。
◯喘息
・息苦しい愛
・善悪の観念が発達しすぎている。何か悪いことがあるとすぐに罪の意識を感じ、自分を「卑下する」ので、罪悪感を持って自分を懲らしめずにはいられない。
◯腫れ物、火傷、切り傷、熱、ただれ、炎症
・体内の怒りを表している。
◯ガン
・長い間に根付いた深い憎しみによって生じ、身体を蝕むまで続く。
・ガン患者は非常に自己批判的でもある。
◯太り過ぎ
・保護を必要としている。
◯脳卒中
・悲観的な考え方によって脳の血管が詰まり、愛や喜びが自由に流れられなくなっている。
◯身体のこわばり
・心のこわばりを意味している。
◯むくみ
・感情的になるあまり、考えの妨げや停滞になっていることを意味する。
◯腫瘍
・誤った方向への成長
このような症状をもたらしたのは、どんな考え方を持っているからだろうと一旦自分に問いかけ、こんな状態を作り出したパターンを変えていく。100%のケースで一致しないかもしれませんが、傾向値としては参考になる内容かなと思いました。精神と身体は無縁とは思えず、目に見えないだけであって、密接に関係しているんですね。
改訂新訳ライフヒーリング(旧ライフ・ヒーリンク゛) You Can Heal Your Life
- 作者: ルイーズ・L・ヘイ,L・H・Tプロジェクト
- 出版社/メーカー: たま出版
- 発売日: 2012/03/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る