結界のはり方(碇のり子)
『結界のはり方』(碇のり子)
最近追いかけている2つ目のテーマ「見えない世界を取り入れる」(ちなみに1つ目のテーマは「毎日の質を高める」です)。「引き寄せの法則」では、良い事も悪い事も引き寄せられる。結界は、悪いものを引きせないためのもので、良い事だけ引き寄せましょうというもの。結界で身近なものとしては、神社の鳥居や盛り塩など。「引き寄せの法則」とセットで位置付けておくと良さそうな世界です。
(印象に残ったところ・・本書より)
◯「引き寄せの法則」のウラ
・「願ったことが叶う」のではなく、「潜在意識にあるものが現実になる」ということ。無意識で思っていることが引き寄せられて現実になる。それが本当の「引き寄せの法則」。
・例えば、頭(潜在意識)で欲しいと思っていても、潜在意識に「いらない」「不安」「恐れ」などがあると、そちらを引き寄せてしまう。顕在意識では「お金が欲しい」と思っていても、潜在意識で「お金は怖い」「お金は汚い」と思っていると、顕在意識ではなく潜在意識の方を引き寄せる。
◯運の悪い人ほど、ネガティブの引き寄せ上手
・人はポジティブな物事よりも、ネガティブな物事の方にフォーカスしやすい。潜在意識は、命を守るために、「注意しなくてはいけないこと」「危ないこと」などの方にフォーカスする。
・ありのままの自分でいれば、潜在意識も自然とネガティブにフォーカスしてしまう。そうなると、ネガティブな低い波動になり、同じ波動である「ネガティブなもの」を引き寄せてしまう。
◯結界
・結界とは、目に見えないバリアのようなもので、人間が昔から意識的に行ってきた「空間や領域を守る方法」。神社の鳥居、茶道での関守石や留石。
・常に結界の中が浄化されていないと、そのパワーは弱まり、良いものを引き寄せることができなくなる。日々のメンテナンスが大事。
◯エネルギーのルー
①人やモノ、空間などあらゆるものには波動のエネルギーがある。
②波動には「高い波動」と「低い波動」がある。
③低い波動は、同じように低い波動のものを引き寄せる。
④高い波動は、同じように高い波動のものを引き寄せる。
⑤波動は周りのエネルギーに影響を受け、高くなったり、低くなったりする。
◯ポジティブでいることは結界になる
・自分が常にポジティブでいることで、結界をはることができる。
・大切なのは潜在意識からポジティブでいること。潜在意識からポジティブでいることは、「波動が上がっている状態でいる」ということ。波動を上げることが一つの結界を張る方法になる。
①波動の高い人、憧れの人に近づいてみる
②波動の良い持ち物を持つ
③良い空気や清流のようなキレイな水など、エネルギーが高いものに触れる
④ネガティブなことばかり言う人ではなく、ポジティブな思考や口ぐせの人と付き合う。
◯言葉で結界をつくる
・「どうせ私なんて・・」と思ってしまうときは、ネガティブをポジティブに変換してしまう言葉を使う。「どうせ私なんて、運が上がっちゃう」「どうせ私なんて、お金が入ってきちゃう」「どうせ私なんて、幸せになっちゃう」「どうせ私なんて、愛されちゃう」。いい言葉を口ぐせにしている人は、いい結果が出る。
◯思考で結界をつくる
・瞑想で思考のクセを見つける。思考のクセを見つけられると、ネガティブにフォーカスしなくなる。楽に目を閉じて、自分の考えていることをただ感じてみること。
・「事実+おかげさまで(こんないいことがあった)・・」と言うように、ネガティブをポジティブに変換するクセをつける。
◯潜在意識で結界をつくる
・LINEのようなイメージで自分と対話する。「じゃ、どうやったらできるか」と言うように発想を変えてみる。
◯お塩で結界をつくる
・お塩は相撲の土俵や神社など、いろいろなところでお清め、お祓いとして使われている。部屋の四隅などに白い紙を置いて、盛り塩をする(紙に包んでも良い)。
・お風呂にお塩を入れる。
◯お札・お守りで結界をつくる
・お札は、護符、御附、霊符、タリズマン、魔除け、といった呼び方をされるもののことで、お守りはそれを小さくして持ち歩けるようにしたもの。
◯体の周りを守る結界
①卵オーラ法
1)静かに呼吸をし、両方の腕を左右に広げる。
2)腕を広げた指先で自分の体の周囲に卵形を描くようにイメージしながら、両腕を上下に動かす。
3)卵の円の中は高い波動で満たされていて、ネガティブなものが入り込めないとイメージする。
②塩を身につける
・塩の結界はとても強いので、和紙、もしくは白い紙に包み持ち歩くことで結界をつくる。
③好きな香りを身につける
・自分が心地よく感じ、好きだと思う香りを身につけることでも、体の周りに結界をつくれる。
・落ち着ける香りや好きな香りは、あなたを守る空間をつくってくれる。
④お気に入りの服を着る
・自分が本当に気に入っている服を身につけるだけでも結界になる。
⑤赤い下着を身につける
・赤色は生命力を高め、地にしっかりした足をつけた状態になる。
⑥お香の結界
・お香を焚いたり、邪気を払ってくれるホワイトセージを燃やしたりすることで結界を作ることができる。
⑦炭の結界
・半紙などの白い紙に乗せたり、好みの容器に入れた炭をお部屋の四隅に置いたりしておくだけで、その空間が浄化される。
⑧音の結界
・音は周波数という言葉どおり、揺れる波なので、波動そのものでもある。ですから、結界を張ることも波動を高めることもできる。一番お手軽でオススメなのは、「柏手」を打つこと。
⑨花の結界
・自分がときめきを感じたお花は、いまの自分に必要なエネルギーを与えてくれる。
◯結界を強化する習慣
①身の回りのものは自分が本当に好きなものだけを選ぶ
②壊れたもの、使えないものは捨てる
③朝起きてすぐに考えることは「ワクワクすること」「楽しみなこと」。朝起きた時に目に入るものは、「好きなもの」「幸せを感じるもの」にして、潜在意識と仲良くなる。
④呼吸+言葉。ゆっくり力を抜いて呼吸をしたあと、「◯◯になるから大丈夫!」と口にしてみる。呼吸を整え、言葉とイメージを使うことで、結界は強くなり、ネガティブなエネルギーを引き寄せなくなる。
⑤神社では、祈願をするのではなく、感謝をする。家族のこと、仕事のこと、健康のことなど、あるものに感謝を伝える。最後に自分がこれからすることを報告する。
◯結界内をパワースポットに変える
・結界は「はったから、もう大丈夫!」というものではない。結界でネガティブなエネルギーから自分や空間を守りながら、結界内をパワースポットにして、ポジティブなエネルギーだけを引き寄せられるようにするのが大切。
・そのためには、結界の内側を浄化すること。自宅やお部屋、リビングやトイレ、職場、小物などを浄化することで、結界の内側をパワースポットにしてしまう。
・邪気のあるものを捨てると、そこにできた空間に新しいものが入ってくる。あるべきものがなくなったら、どの空間を埋めようとするパワーが働くのは宇宙の法則。
断捨離や5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)が必要な意味も見えてくる内容でした。自分の状態が良い状況を作り出し、維持・進化させること。そうすれば、自ずといいものを引き寄せてきそうな気がします。目に見えないもの探究は続きます。