コーチング心理学ハンドブック(スティーブン パーマー (編集), アリソン ワイブラウ (編集) 他)
『コーチング心理学ハンドブック』(スティーブン パーマー (編集), アリソン ワイブラウ (編集) 他)
コーチングの理論に関する論文を収めた、1万円以上する高額書籍です。コーチングというと、目に見えない世界だから、なんとなくふわっとしたイメージがあり、「理論的にはどうなの?」という疑問が生じやすいジャンルだと思いますが、そんな方に役立つ学術的な一冊です。
多くの論文が収められていますが、中でもすぐに役立ちそうだと感じたのが、「GROEモデル」。とても、シンプルで分かりやすい。セルフコーチングでも使えるなと思いました。
・Goal(目標)
・Reality(現実)
・Option(選択肢)
・Way forward(前進)
この4つの頭文字を取ったのが「GROWモデル」
「どうなりたい?」⇨「現状は?」⇨「どんな選択肢がある?」⇨「まず何から始める?」という感じで、未来と現状。そのギャップを埋める選択肢。まずどのように行動するのか?頭の中に地図を描きながら、「今どこの話をしているのか」を考えながら質問することで、話している方は頭が整理されていくもの。
実にシンプルで分かりやすいのではないでしょうか。