『データの分析が面白いほどわかる本』(佐々木隆宏)(◯)
統計調査士の試験に向けてお世話になった書籍です。まとめ方と解説が絶妙にわかりやすく、高校数学を途中で挫折していた私にはぴったりのレベル感でした。
特に、四分位数と箱ひげ図、分散と標準偏差、散布図と相関係数の解説が丁寧で、試験本番でも高得点につながりました。
(印象に残ったところ・・本書より)
◯本書の内容(目次より)
①度数分布表とヒストグラム
②代表値
・平均値
・中央値
・最頻値
③四分位数と箱ひげ図
④分散と標準偏差
⑤散布図と相関係数
⑥相関関数の求め方
⑦相関係数(理論編)
⑧講習
・客観式問題対策
・センター試験対策
・記述式試験対策
統計調査士試験を皮切りに統計検定の勉強を始め、その中で、本書をきっかけに、本格的に高校数学の復習に入りました。最近、受験生と同じ書棚に行く機会が多く、書棚にも数学の書籍が増え始めました。
高校生の頃は、挫折した数学ですが、「統計の勉強のため」と言う目的があるので、あの頃よりもはるかに取り組む姿勢が前向きです。学び直し始めて思いますが、高校生の大学受験に向けた勉強量はホントすごいなぁと思います。私は、大人の勉強として実務に使うところだけかいつまんでいこうという感じで始めましたが、だんだんその範囲を広げて問題を解きたくなってきています。