MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

誰とでも気軽にうちとける自分になれる本(戸田久美)

『誰とでも気軽にうちとける自分になれる本』(戸田久美)

 大学院の方からご紹介いただきました。「感じがいい人」「親しみやすい人」は、いったいどこがちがうのか?実は、以って生まれた性格や相性のよさ、見た目、話術の巧みさは関係ない。セミナーや研修などを通じて、10万人以上の人に接してきた著者が、「自然体で感じのいいコミュニケーション法」のコツを伝授した一冊です。

 

(印象に残ったところ‥本書より)

〇表情のチェック

 日頃から自分の表情のチェックを心がける。鏡を見てにニコッと笑って次の3点を確認。

①口角は上がっているか

②目元は穏やかでやわらかいか

③自然な表情か

 

〇「ありがとう」を忘れない

 「ありがとう」を言える人には、多くの協力の手が集まる。誰かに何かをしてもらったときに、その人がどんな反応をするのか、相手はよく見ている。

 

〇話しかけやすい

・「楽しい」「よかった」「嬉しい」という、”プチ幸せ”を感じるアンテナをいつも立てる。

・親しみやすい人は、態度やしぐさに品がある。

・ほんの少し「見られている自分」を意識すればいい。

・感情的にならないことは、ひとから安心してお付き合いしてもらえる、とても大切な要素。

・話の内容の詳細よりも、言葉遣いや話し方のほうが、案外、相手の記憶に刻み込まれる。

・聴き上手になるための一番の近道は、相手の話に興味を持つこと。

・親しみやすい人は、肩の力が抜けている。ちょっとボケボケしていたり、抜けている部分があったほうが、周りは近づきやすい。親しみやすい人は、自然体。

 

〇思い込み

 思い込みの激しさは、人間関係をギスギスしたものにする。「いま私が思っていることは、ただの思い込みかもしれない」「こんな考えもあるんだ」「こういう見方をしてみるのもいいかな」というゆとりを持つと、自分も楽になる。

 

〇視線

 目を合わせる回数と愛情量は比例する。

 

〇親しみやすい人の特徴

・笑顔が素敵

・イキイキと楽しそうに見える

・「ありがとう」と自然に言える

・優しい口調で丁寧に話す

・聴き上手

・感情的にならない

・肩の力が程よく抜けている

・さりげない自己開示

・その場にふさわしい「身だしなみ」

・態度、しぐさに品がある

・ちょっとスキがあるという意外なギャップ

 

〇回りくどくならず、相手に受け取ってもらいやすい伝え方

①表現をやわらかくする(クッションことば)

 「お手数をおかけしますが」「恐れ入ります」「申し訳ないのですが」

②私を主語にする

③「何についての話なのか」、「どうして欲しいのか」を明確にする

 

〇イライラを減らす

・怒りの感情のピークは6秒

・「べき」を減らすと、自然とイライラも軽減する

・相手のイライラをどうにかしようと思うのではなく、相手のイライラの影響を受けないこと。相手の感情は相手の感情であり、コントロールできない。

⇒①可能であればその場を離れる、②「この人、イライラしているな~」と客観視する、③頭の中で違うことを考える

 

〇怒りは二次感情

 怒りの裏側には、「一次感情」と言われる、他の感情が潜んでいる。例えば、悲しい、悔しい、さびしい、つらい、不安、心配、困惑・・といった、いわゆるネガティブな感情。

 

 「あ~、そうだなぁ~」と感じることがたくさん。中でも、最近特に思っているのは、「ちょっとスキがある」「ちょっとボケボケしている」くらいがちょうどいい、という点です。肩の力を抜くことに通じるかもしれませんが、これまで、とことん追求して完璧を追い求める派だったのが、だんだん変化してきている感覚があります。といっても、簡単に抜け切れるわけではないのですが。そういう観点を意識しているだけで、全然違ってくるのかなと思いました。

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