『小説 天気の子』(新海誠)
『君の名は。』に続き、映画の前に小説から。
先に小説を読む良さは、
①ストーリーが頭に入り、映画では映像や演出に集中できること
②文字だけで微妙な心境や状況を演出する表現力を味わえること
そして、感情読み
感情表現に着目して読むこと(できれば感情表現箇所に線引きや◯囲みをするとなお効果的)。
小説は感情表現のバリエーションを広げるのにとても役立ちます。
(印象に残ったところ・・本書より)
・小説のため内容は省略。
・「何も足さなくていいから、何も引かないでほしい」「いつかこういう日が来るということを、本当は誰もが知っていた」。人生で何度も訪れるであろう思い。だからこそ今ここを大切にしたいと感じました。
・本書の紹介文(裏表紙より)
高校1年の夏、帆高は離島から家出し、東京にやってきた。連日降り続ける雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は不思議な能力を持つ少女・陽菜(ひな)に出会う。「ねぇ、今から晴れるよ」。それは祈るだけで、空を晴れにできる能力だった。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの行き方を「選択」する物語。長編アニメーション映画『天気の子』の、新海誠監督自身が執筆した原作小説。