MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

2018年の5冊

「2018年の5冊」

 

 毎年年末にアップしている、今年のベスト5。

 2018年は、約190冊の書評をアップしてきましたが、この1年の中で印象に残った5冊をご紹介します。

 

①『7つの習慣』(ティーブン・R・コヴィー

  言わずと知れた名著中の名著です。旧訳版に比べ断然読みやすくなっています。あっという間に線だらけになり、内省本としても秀逸です。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

②『ザ・マジック』

 引き寄せのための28日間のワーク集。感謝体質に変化する優れたワーク集で、4月に読んで以来、朝晩の習慣化が今も続いているのは、その効果を実感できるからです。

ザ・マジック

ザ・マジック

 

 

 

 

③『幸せのメカニズム』(前野隆司)

 幸せを統計学的に分析し、1)やってみよう因子、2)ありがとう因子、

3)なんとかなる因子、4)あなたらしく因子の4因子に分類し、それぞれの要素から幸せにアプローチした一冊。幸せを探求する際の手がかりとして、とても参考になりました。

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)

 

 

④『「論語」の読み方』(渋沢栄一

 論語を勉強する中で、ビジネスにどのように論語の精神を生かしているのかが、よくわかり、学びと実践のイメージが捕らえやすかった一冊です。500以上の企業の設立に携わり、日本資本主義の父とも言われる著者ならではの内容です。

渋沢栄一「論語」の読み方

渋沢栄一「論語」の読み方

 

 

⑤『本を読む本』(J・モーティマー・アドラー、V・チャールズ・ドーレン他)

 本の読む量だけでなく、読み方の工夫について読み手が試される一冊。読み方の深さに感銘を受け、私の中ではとっても刺激があったので、ランクインです。 

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)