『毎日を楽しめる人の考え方』(樺沢紫苑)(◯)
樺沢先生自身が楽しんで過ごしていらっしゃると思うので、とても説得力のあるテーマ。本書は、「遊び」をテーマにした一冊。遊びがもたらすメリット、遊びの掛け算、遊びの極意など、仕事やプライベートな時間とは別カテゴリーとしての「遊び」。ここを意識的に生活に取り込んでいくだけで、人生の質が高まっていきます。100年人生だけに、働いて、学んで、休むだけではなく、「遊び」要素を人生に取り入れていきたいものだと思います。
(印象に残ったところ・・本書より)
◯遊びのもたらすすごい5つのメリット
①想像力を鍛える
②さまざまな仕事力のアップ
③チャレンジ力が養われる
④心と身体の健康
⑤幸せになる
◯良い遊び方の4つの条件
①楽しい
②リラックス
③ストレス発散、リフレッシュ
④脳を活性化する
◯悪い遊び方の5つの条件
①睡眠を削る
②疲れを増やす
③長時間の座位
④依存症が強い
⑤やりすぎ
◯遊びの効果を最大化させる6つの掛け算
①アウトプット(遊びながら成長する)
②リラックス(副交感神経で心身をしっかり休める)
③一緒に(オキシトシンの力で幸福になる)
④時間術〔時間を効率的に使う〕
⑤チャレンジ(楽しみながら自信を身につける)
⑥運動(楽しみながら心身を健康にする)
◯脳が活性化する8つの遊びの極意
①感動する(感動体験は脳の回路を新しく作り出す)
②没入する(能動的娯楽が集中状態を作り出す)
③工夫する(「ちょい足し」で創意工夫を楽しめる)
④お金をかけない(ちょっとした挑戦で「楽しい」を作り出す)
⑤集う(コミュニティを活用して孤独を解消する)
⑥制限する(依存症にならない遊びを知っておく)
⑦歳をとっても遊ぶ(健康寿命を延ばして元気に生きる)
⑧収入を得る(「遊び×収入化」でもっともっと楽しい)
私の人生のモットーが、「よく働き、よく学び、よく遊ぶ」なので、かなり昔から、遊びに1/3の軸足を置いて、時間もお金も投入してきました。釣りもギターも、最近ではyoutube動画を作成したりするのも、遊びの世界観になっています。割と一人で遊ぶことが多いので、このあたりが人脈的のもさらに広がっていくとおもしろそうかなと思っているところです。