2017-01-01から1年間の記事一覧
『イノベーションのDNA』(クレイトン・クリステンセン/ジェフリー・ダイアー/ハル・グレガーセン) 『イノベーションのジレンマ』シリーズ。破壊的イノベータに共通する5つのスキルとそのフレームワークを組織やチームに適用する方法について述べられた…
『イノベーションへの解』(クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナー)(◯) 『イノベーションのジレンマ』の続編。ビジネスにおける成長をどのように産み出せば良いのか。破壊的イノベーションがうまくいかずコモディティ化が進んでしまう仕組みを解…
『イノベーションのジレンマ』(クレイトン・クリステンセン)<3回目>(◯) お馴染みの名著シリーズ第1作。改めて読み直してみると、経営戦略、マーケティング、製品開発、組織の意思決定システムなど多岐にわたる問題が絡み合ったテーマであることを再…
『五感で磨くコミュニケーション』(平本相武) コーチングの先生、平本あきおさんの2006年の著書。珍しく、日経文庫から。さすが日経文庫シリーズだけあって、テーマに関する知識が幅広く押さえられており、コミュニケーションに関する要点を確認するのに便…
『ゼロからのプレゼンテーション』(三谷宏治) コンサル駆け出しの頃に他人のプレゼンテーションを真似した頃から現在までの成長ステップに合わせて、著者が心がけていらっしゃるエッセンスをまとめた一冊。 (印象に残ったところ・・本書より) ◯コンサル…
『LIFE DESIGN』(ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス) 「ライフデザイン」〜スタンフォード式最高の人生設計〜。店頭で表紙を見た印象としては、100年時代の中、どのような人生設計を描いていくのかという、グランドデザインについて書かれているのかな…
『キャリア・カウンセリングの進め方』(エドガー・H・シャイン) 本書は、2015年に米国で開催された日本人向けのワークショップをまとめた一冊。日本人がキャリア・アンカーの活用する際の注意点など、日本の特徴を意識しながら解説されています。 (印象に…
『最新!トランスパーソナル心理技法』(諸富祥彦・日本トランスパーソナル学会) 精神分析学、認知行動心理学、人間性心理学に続く第四の心理学理論と言われるトランスパーソナル心理学。あらゆる心理学を統合するアカデミックとスピリチュアルの狭間の存在…
『虹色のチョーク』(小松成美) 日本のチョークのシェア50%を占めるトップメーカーの日本理化学工業(株)。粉の飛散が少なくホタテの貝殻を原料にした「ダストレスチョーク」とガラスやホワイトボードなどツルツルした素材に発色良く書くことができ、濡れ…
『40歳が社長になる日』(岡島悦子)(◯) グロービス経営大学院の人気講師でコンサルタントとして独立開業されている岡島先生の最新刊です。これからの非連続成長の時代に経営の舵取りをする経営トップの役割に着目し、これまで多くの経営者と課題解決を重…
『藤原先生、これからの働き方について教えてください』(藤原和博) リクルート(フェロー)出身で杉並区立和田中学校長を務められた著者。 10年後も自分の仕事の仕方で通用するのか?どのように時代は変わり、働き方をどう変えていけばいいのか?100年時代…
『コトラーのマーケティング4.0』(フィリップ・コトラー)(◯) フィリップ・コトラー先生の最新刊です。生産主導のマーケティング1.0⇨顧客中心の2.0⇨人間中心の3.0。2010年に3.0が出て7年。さて、これが4.0になってどう発展しているのか、とっても興味が…
『絵で見る十字軍物語』(塩野七生) 本書は、『十字軍物語』全3巻のダイジェスト版のような存在。ページ左にギュスターヴ・ドレの美しい版画絵(ドレの版画絵は、ミショーが書いた『十字軍の歴史』の挿絵として書かれたものです)、ページ左に地図と要点が…
『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』(小倉宏)(◯) 前作の『人生に革命が起きる100の言葉』を読んだとき、当時アドラー本で一番わかりやすいなと感じていましたが、本作もとても理解しやすい内容でした。アドラー本はたくさんあり、ア…
『不安のメカニズム』(クレア・ウィークス)(〇) 講義のような語りかける文章、分かりやすい表現。専門的な内容をかみ砕いて説明されており、読みやすい内容でした。ただ、300ページ強の割りに2倍くらいの時間がかかったのは、私が知らない分野だったか…
『社員をサーフィンに行かせよう』(イヴォン・シュイナード)(◯) パタゴニアの創業者による事業に対する思いを綴りながら、約60年にわたる事業を振り返った一冊。今年読んだ書籍の中では、かなり上位のおもしろさでした。経営者本としても秀逸です。まず…
『GIVE&TAKE』(アダム・グラント)(〇) まず冒頭、監訳者である楠木建教授の解説で興味が惹かれます。「要するに『情けは人のためならず』という話ではあるが、本書は百凡の自己啓発書ではない。本書で展開される議論はどこをとっても行動科学の理論と実…
『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(藤原和博)<2回目> 「正解」が通用しない現代を生きる学生さん向けに、これからの勉強方法を描いた一冊です。具体的には、①シミュレーション能力、②コミュニケーション能力、③ロジカルシンキング能力、④ロール…
『勉強法の科学』(市川伸一)<2回目> 認知心理学を専門とする東大教授による「勉強のしかた」の基礎になるような心理学の理論や知見を解説した一冊。一見ばらついたものに何らかの関係を見出せば、覚えやすくなる。ただし、それが分かるためには知識が必…
『十字軍物語Ⅲ』(塩野七生)(〇) シリーズ最終巻。第三次~第八次十字軍までの約100年間が描かれています。 (印象に残ったところ‥本書より) ■第三次十字軍 ・1190年:リチャードとフランス王フィリップ二世、ヴェズレーで合流、第三次十字軍として中近…
『ブルー・オーシャン戦略実践入門』(安部徹也) ブルー・オーシャン戦略のフレームワーク本です。フレンチレストランを題材にしたストーリー仕立てで、ブルー・オーシャン戦略の検討のステップに沿って、フレームワークを提示しながら、戦略の着眼点が解説…
『十字軍物語Ⅱ』(塩野七生)(〇) シリーズ全3巻。第Ⅱ巻は、第2次十字軍遠征。十字軍遠征とは、中世に生きるヨーロッパのキリスト教徒にとっては、「神が望まれたことをする」という、信者にしてみればこの上もなく正当な行為とされます。第1次十字軍で…
『十字軍物語Ⅰ』(塩野七生)(〇) 昨年『ローマ人の物語』ではまってしまった、塩野七生ワールド。8月に入り、今年も新たなものを読んでみたいと思って手に取ったのが本書。1100年頃~1300年頃までの約200年間に8回の遠征を繰り返した十字軍。聖地イェル…
『コーチング・マジック』(平本相武)(〇) コーチングを学ばせていただいた、平本あきおさんの著書で、ビジネスコーチングのフレームワークのひとつである、「4つのレベルの自分軸発見」を丁寧に解説した一冊です。4つのレベルとは、①案件レベル、②現職…
『言いにくいことを言わずに相手を動かす魔法の伝え方』(加藤アカネ) 元ANA CAマネジャー/TOP VIP部門責任者である著者が、VIP担当者に代々伝わる、言いにくいことを言わずに相手に気持ちよく動いてもらう方法をまとめた本書。気まずいお願いをするとき、…
『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン)<2回目>(〇) 最近コーチング関係で話題にのぼったため、再読してみました。最小時間で成果を最大にする。コアな部分に特化して、周辺部分を切捨て、ど真ん中に集中する。でも実際には、切り捨てる部分が…
『知的文章術』(外山滋比古)(◯) 「文は人なり」。ことばは表現の心であって技巧ではない。技術はあったほうが良いが今順序を間違えてはいけない。本書は文章を80年以上書き続けてきた「知の巨人」ともいわれる著者が、文章を書く時に、どういうことを心…
『ペップトーク感動体験編』(岩崎由純) 短くて分かりやすく、心に響く励ましの言葉「ペップトーク」。本書は、そのペップトークの第一人者である著者が、講演では語り切れない、実際に出会った数々のエピソードをまとめた一冊です。多くの事例が掲載されて…
『人工知能が変える仕事の未来』(野村直之) 約500ページとボリューム感満点ですが、数式もソースコードもない、文系の方にも分かりやすい内容。今のAIに何ができるのか、ホワイトカラーの知的生産のプロセスがどう変わるのか、IoT、データ分析、認識…
『大人が楽しい紙ペンゲーム30選』(すごろくや) 本書は、ボードゲーム専門店の「すごろくや」が紙とペンだけで楽しめるゲーム30タイトルを紹介したもの。トランプやタイマーを使うものも含まれており、大人が楽しめる知的な要素を含むものを中心に取り上げ…