2018-01-01から1年間の記事一覧
『ボトムアップ・マーケティング戦略』(アル・ライズ、ジャック・トラウト)(◯) 私の好きなマーケティング戦略家のアル・ライズさんの著書を読み進めています。本書も良書でした。本書は、マーケティング戦略は本社の会議室で考えるものではなく、現場に…
『読書について』(ショーペンハウアー) 著者(1788-1860)は、ドイツの哲学者で、1820年にベルリン大学の講師となったが、当時ヘーゲルが全ドイツを席巻。人気絶頂のヘーゲル正教授に圧倒され辞任し、在野の学者となった人物。こうした背景もあり、ヘーゲ…
『勝ち馬に乗る!』(アル・ライズ、ジャック・トラウト)(◯) 私の好きなマーケティング戦略家のアル・ライズさんのちょっと変わったタイトルの本書(このタイトル自体もマーケティング的なネーミング?)。自分の努力以上に「他人の力」を借りることの大…
『Match makers』(デヴィッド・S ・エヴァンス、リチャード・シュマレンジー)(◯) マッチメイカーとは、プラットフォームを構築する事業者のこと。プラットフォームを構築する際のポイントのほか、プラットフォーム自体がこれまでの経済学者の常識を覆す…
『アマゾンのすごいルール』(佐藤将之) 本書は、アマゾン・ジャパン立ち上げメンバーによる、アマゾン独自の基本ルールをまとめた一冊です。基本理念、リーダーシップ、人材採用、人事評価、目標達成や生産性向上、アイデアを生み出す方程式、コミュニケー…
『ブランディング22の法則』(アル・ライズ、ローラ・ライズ)(◯) 良書です。私の好きなマーケティング戦略家のアル・ライズさんの著書を読み進めています。本書も実務に根差した実践的な良書でした。本書は、広範囲に及ぶマーケティング機能を統合する接…
『自分を超える法』(ピーター・セージ) 世界ナンバーワンコーチと称されるアンソニー・ロビンズの史上最年少トレーナーによる自分を超える5つの法則に関する講座です。 5つの法則とは、以下の通りです。各項目について深掘りされています。 ①成功の心理…
『新聞大学』(外山滋比古) 新聞を読みこなして、まるで新聞を使った大学生活を毎日過ごしているような世界を目指した一冊です。 いくつになっても、誰でもどこでも学べる最良のテキストが「新聞」。もともと社会の木鐸を任じていた新聞を生かせば、自己研…
『プラットフォーム革命』(アレックス・モサド、ニコラス・L・ジョンソン)(◯) 良書です。現在の経済を支配しているプラットフォームビジネスに関する一冊です。プラットフォームビジネスの仕組みをと実例がうまく組み合わさっていて、全体像を理解しやす…
『逆境を生き抜くリーダーシップ』(ケン・アイバーソン)(◯) 良書です。本書は1998年に発行された『真実が人を動かす』を新たに翻訳したもので、瀕死のニューコアを全米3位の鉄鋼メーカーに変貌させた伝説の経営者による一冊です。帯の、ユニクロの柳井…
『マーケティング脳VSマネジメント脳』(アル・ライズ、ローラ・ライズ)(◯) 良書です。私の好きなアル・ライズさんの2009年の作品。サブタイトルに「なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?」とあり、右脳派のマーケティング担当と左脳派の経営者で…
『話し方入門』(D・カーネギー)(◯) 本書は、『人を動かす』『道は開ける』で有名な著者による、スピーチの公式テキストです。出版は、1926年ですが、今でも現役で使えるスキルが盛りだくさんです。 (印象に残ったところ・・本書より) ◯勇気と自信を養…
『1440分の使い方』(ケビン・クルーズ) タイトル通り、タイムマネジメントの本です。1440分=24時間。To Doリストで管理するのではなく、スケジュールで管理する。億万長者、起業家、オリンピック選手、オールAの学生など優れた人はどのような時間の使い方…
『問いかける技術』(エドガー・H・シャイン)(◯) 本書は、良い人間関係を築くカギとして本書で語られるのが「問いかける」という日常行為。ただ闇雲に質問するわけではなく、良い人間関係の構築に役立つのは「謙虚に問いかける」こと。「謙虚に」「問いか…
『究極の鍛錬』(ジョフ・コルヴァン)(◯) 良書でした。本書は、その名の通り、鍛錬する方法を突き詰めた一冊です。偉大な成果を出す人たちが取り組んでいる日々の鍛錬とは。何が一般人とは異なるのか。達人達の一般的能力は驚くほど平均的で、どれほど多…
『はじめてチャクラの本』(矢尾こと葉) 本書は、レイキカウンセラーの著者がエネルギーセンターとも呼ばれる、一人ひとりが持っているパワースポットのような、7つの「チャクラ」についてまとめた一冊です。チャクラとは、体をめぐるエネルギー概念の一つ…
『道は開ける』(D・カーネギー)<3回目>(◯) 古典的名著です。『人を動かす』で有名な著者のもう一つの名著です。『人を動かす』が人間関係の機微について述べられているのに対し、本書は人間に共通する「悩み」の実態とその克服法が述べられています。…
『人を助けるとはどういうことか』(エドガー・H・シャイン)(◯) 道を尋ねられたり、どの洋服が似合うかを聞かれたり・・・ビジネスシーンだけでなく、とても身近な場面を題材に7つの原則に基づく人を助けるさまざまなコツがまとめられています。単なるテ…
『本を読む本』(M.J.アドラー、C.V.ドーレン)(◯) 私の中では、今年のベスト5に入る良書でしたが、これは、本を読んでいる量とアウトプットしている量に比例する内容なので、誰にでも勧められるというものではありません。読書量の多い方にはお勧めです…
『コーチングに燃える』(マックス・ランズバーグ) 2004年に発行された本書は、著者が25年かけて集めたコーチングのヒントとテクニックが詰まった一冊です。本書は、物語形式で進められ、節目節目でポイントをまとめるという形式で書かれています。同僚や部…
『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)(◯)<その8><第7の習慣> 深い良書なので、分割してまとめています。 大きな枠組みとしては、第1〜第3の習慣は「依存⇨自立への変革(私的成功)」、「第4の習慣化から第6の習慣化は、自立⇨相互依…
『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)(◯)<その7><第6の習慣> 深い良書なので、分割してまとめています。 大きな枠組みとしては、第1〜第3の習慣は「依存⇨自立への変革(私的成功)」、「第4の習慣化から第6の習慣化は、自立⇨相互依…
『完訳 7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)』(◯)<その6><第5の習慣> 深い良書なので、分割してまとめています。 大きな枠組みとしては、第1〜第3の習慣は「依存⇨自立への変革(私的成功)」、「第4の習慣化から第6の習慣化は、自立⇨相互依…
『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)(◯)<その5><第4の習慣> 深い良書なので、分割してまとめています。第1〜第3の習慣は、依存⇨自立への変革(私的成功)でしたが、今回からの第4の習慣化から第6の習慣化は、自立⇨相互依存への変…
『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)(◯)<その4><第3の習慣> 深い良書なので、分割してまとめています。さて、今日は第3の習慣「最優先事項を優先する」です。「重要」×「緊急」のあの有名なマトリックスの話です。 (印象に残ったと…
『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)(◯)<その3><第2の習慣> 昨日の続きです・・。 良書の中でも内容の濃い1冊なので数回に分けてお届けしています。今回は第3回、「第2の習慣」(終わりを思いを描くところから始める)です。 (印…
『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)<その2>(◯)<第1の習慣> 良書の中でも内容の濃い1冊なので数回に分けてお届けします。今回は第2回。ようやく1つ目の習慣に入ります。第1〜第3の習慣は「私的成功」と呼ばれ、依存から自立への…
『完訳 7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)<その1>(◯) 最近、書評をアップするのに間が空いていたのは、この600ページ超の良書を読んでいたからです。あまりに内容が濃い良書なので、数回に分けてまとめたいと思います。旧版を3回読んだのです…
『ウィンストン・チャーチル』(アンソニー・マクカーテン) 元英国首相チャーチル(1874年〜1965年)の生涯を綴った一冊。2018春に映画化もされましたね。強面で個性が強く、演説が有名という印象ですが、実際どんな人だったのか、個性が見えてくる人物像を…
『歎異抄』(NHK100分de名著シリーズ、著:釈徹宗) 『歎異抄』は、約730年前に浄土真宗の開祖である親鸞聖人を直接知る唯円という人物の手によって、親鸞の語録とその解釈、異端の説への批判を述べるものとしてまとめられました。小さな書物で、原稿用紙に…