2022-01-01から1年間の記事一覧
『ネガティブな感情の魔法』(ブレネー・ブラウン) 2012年のTED登壇で有名になった著者の本書。心理学者、作家であり大学教授。誰にでも弱みはあるものだと思いますが、そのネガティブ感情に引っ張られて自分にブレーキをかける人生から脱出する方法を説い…
『リデザイン・ワーク』(リンダ・グラットン)(◯) 『LIFE SHIFT』で有名な著者の最新刊。グローバルな規模で働き方が変わる現代。本書は、人々がどのような働き方をし、チームや会社の在り方をどのように変えるかを考えるための一冊。「理解する→新たに構…
『ファンベース』(佐藤尚之)(◯) 著者は電通出身のコミュニケーション・ディレクター。これまでも『明日の広告』『明日のコミュニケーション』『明日のプランニング』など、良書多数の方です。ファンベースとは、ファンを大切にして、ファンをベースにし…
『RANGE』(デイビッド・エプスタイン)(◯) 知識の専門化に問題を提起する一冊。「1万時間の法則」で同じことを1万時間継続するとその道の専門になれる。変化の激しいこの時代、その専門領域自体がなくなったらどうしますか?専門特化が推奨される世界で…
『THINK AGAIN』(アダム・グラント)(◯) 『GIVE&TAKE』『ORIGINALS』で有名な著者の最新刊です。本書は、思い込みを手放し、既存の考えを新たな観点から見つめ直すことがいかに大切か。発想を変えるための「知的柔軟性」について考察する一冊です。新たな…
『原始仏典Ⅱ 第1巻』 ブッダの教えである「原始仏教」。後世ブッダの教えをまとめ直した大乗仏教〜中国へ伝播〜日本へ伝播という流れをとる仏教ですが、本書は、原点となるブッダの教えをまとめたシリーズ本。第1シリーズ全7巻を読み終えて、第2シリーズ…
『運気を磨く』(田坂広志)(◯)<2回目> 最新刊『死は存在しない』(2022/10発売)を読むにあたり、前作を読み直しました。 本書『運気を磨く』から『死は存在しない』への流れがあり、本書を読んでおくことが最新刊を読む効果を高めます。本書は、良い運…
『世界の億万長者がたどりつく「心」の授業』(河合克仁) インドのワンワールドアカデミー。そこには、「フォーブズの長者番付に入るクラスの大富豪」「世界的企業の経営者」「トップアスリート」「ハリウッドスター」「カリスマモデル」など、世界の一流の…
『心理的安全性のつくりかた』(石井遼介) 2020年に発売され、ベストセラーになった本書ですが、実は3回目のチャレンジでようやく最後まで辿り着いたという、私にとっては、なかなか手強い一冊でした。特に難解なことが書かれているわけではありませんが、…
『組織はなぜ変われないのか』(ジョン・P・コッター) 著者は、リーダーシップ論の大御所であり、ハーバードビジネススクールの名誉教授。変化の速度が増し続けている状況にどのように対処すれば良いのか?神経科学、組織論、ビジネス史、リーダーシップ論…
『ORIGINALS』(アダム・グラント)(◯) 『GIVE&TAKE』でも有名な著者。本書は、「誰もが人と違うことができる時代」というサブタイトルのとおり、誰もがオリジナルになれるのだということをまとめった一冊。オリジナルな人とは、「自らのビジョンを率先し…
『これから働き方はどう変わるのか』(田坂広志) 2003年に出版された本書。当時、インターネット革命という言葉が広がった頃で、未来の働き方はどう変わるのか?という点が本書のテーマ。一人ひとりが創造的に仕事に取り組め、発信していくことが可能になる…
『目標達成の技術』(青木仁志) 著者は、自ら講師を務める公開講座「成功への道」スタンダードコースで21年間551回25,231名を数える受講生、研修講師としては、29万人を超える受講生を担当するなど、この領域のスペシャリストの方です。本書は、思考を現実…
『マズロー100の言葉』(中野明) 欲求五階層で有名なマズローですが、今年は「自己実現」を理解すべく、集中的に読む機会が多い一年でした。『人間性の心理学』『完全なる人間』など名著が多いのですが、最初は内容がうまく理解できないこともあり、本書の…
『外資系コンサルの知的生産術』(山口周) 著者は、著者はイノベーション、組織開発などのコンサルタントで、『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?』など、ベストセラーも多数出されています。本書は知的生産性を高めることを目的に、「思考の技術」…
『オーセンティック・コーチング』(苫米地英人)(◯) 本書は、認知科学者であり、ルー・タイス(コーチングの祖)の晩年の右腕として活躍された著者によるコーチングの要諦をまとめた一冊です。コーチングのコアはゴールとゴールの設定。そして、そのゴー…
『こころのレシピ』(クリストフ・アンドレ) 著者は、精神科医の現場畑の方です。一般読者向けの心理学シリーズはとても分かりやすく(平易な記載と図表での整理など)、良書が多いので、こちらの本も読んでみました。 本書は、幸せと不幸を分ける点はどこ…
『脳と心の洗い方』(苫米地英人)(◯) 実践的かつ科学的な使える一冊。著者は、脳機能学者、計算言語学者、分析哲学者、実業家。コーチングの祖ルー・タイスとコーチングメソッドを開発されるなど、人生を好転させる手法をたくさんお持ちであり、これが論…
『55歳の教科書』(藤原和博) タイトルの年齢に達するまではまだ時間がありますが、年齢層を絞った書籍は、その年齢の方はもちろん、早い方も、過ぎた方も、それぞれの読み方ができると思います。私は、先取りして必要なことを今のうちからやっておこうと思…
『非常識な成功法則』(神田昌典) スイッチを入れれば、誰もが、自動的に豊かになれる。本書は、成功原則が嫌いな人が成功するための実用書です。著者の実体験、3,000社を超える経営者と接してきたコンサルタントとしての実証実例、フォトリーディングとい…
『ありがとうとお金の法則』(小林正観) 本書は心の在り方について、多くの著作活動と講演活動に取り組まれた著者が感謝とお金の関係についてまとめられた一冊です。「この人にお金を持たせたほうが良いのか、持たせないほうが良いのか」。神様視点ではこの…
『ブッダ伝』(中村元)(◯)<2回目> 昭和の仏教大家であり、インド哲学の第一人者である著者。本書は、ブッダの生涯を追いながらその思想がどのように生まれたのか、教えの要点は何か、といった点を原始仏典の経典を紐解きながら、わかりやすく解説され…
『成功哲学』(ナポレオン・ヒル)(◯) 『思考は現実化する』で有名な著者ですが、こちらの書籍も良書です。人生において、本当の成功を掴むための究極の思考法を示した本書。ここでいう「成功」の定義は、他人の権利を尊重し、社会主義に反することなく、…
『乱読のセレンディピティ』(外山滋比古) 『思考の整理学』で有名な「知の巨人」とも称される著者。その著者が、「知的刺激ということからすれば、乱読に勝るものは少ないように思える」と言われ、「本はナメるように読むのが良い」との考えが揺らいだ読み…
『ごえんの法則』(小林正観) 著者は、作家であり、心理学博士、教育学博士、社会学博士、コンセプター(基本概念提案者)、歌手、デザイナーなど幅広く活躍され、2011年に逝去されました。多数の著書を出され、日常生活を生きやすくするための知恵や法則に…
『運命好転十二条』(小林正観)(◯) 著者は作家。学生時代から人間の潜在能力やESP現象、超常現象などに興味を抱き、独自の研究を続ける。講演は年に約300回の依頼があり、全国を回る生活を続け、2011年に逝去。本書は、運命を好転させる12の法則が12か条…
『神さまに好かれる話』(小林正観)(◯) 著者は1948年東京生まれの作家(2011年逝去)。学生時代から人間の潜在能力やESP現象、超常現象などに興味を抱き、独自の研究を続け、講演は年間約300回の依頼があり、全国を回る生活を続けていたとのこと。 身の回…
『プロカウンセラーが教える1on1コミュニケーション入門』(編著:諸富祥彦、著:島田友和、青木美帆)(◯) これまでに読んだ1on1の書籍で一番良かった一冊。職場における1on1コミュニケーションの実践、理論、事例がバランスよく書かれており、「あるある…
『セレンディピティ』(クリスチャン・ブッシュ)(◯) 予想外を最高の機会にする力。セレンディピティとは、「予想外の事態での積極的な判断がもたらした、思いがけない幸運な結果」のこと。 セレンディピティ・マインドセットを身につけると、他の人には断…
『親子の法則』(三凛さとし) 「親毒」と呼ばれる、過干渉や暴言・暴力などで、子供にとって毒になる親。「親ガチャ」と呼ばれる親にも当たり外れがあり、それによって子供の人生が左右されてしまうこと。 人は、親の影響を思いのほか受けて、ブロックを作…