MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。MBA講座と歩む読書生活。講座関連の書籍、講師お薦め本などを紹介。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキルなど、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

マインドコントロール(岡田尊司)

『マインドコントロール』(岡田尊司)(◯) マインドコントロールには、他人の心理状態を操作することにより他人を支配したり搾取したりするマイナス側面と自分の心理状態をコントロールすることで能力を発揮したり、より高いパフォーマンスを実現するポジ…

「空気」で人を動かす(横山信弘)

『「空気」で人を動かす』(横山信弘) 重苦しい「空気」や緩んだ「空気」を何よりも最初に変える。すると、驚くような結果が出始める。チームのメンバーが実力以上の力を発揮できるカギ、それが「空気」。本書は、リーダーがチームを率いていくうえでぶつか…

「空気」の研究(山本七平)

『「空気」の研究』(山本七平)(◯) 本書は昭和52年に発行された単行本が昭和58年に文庫本化されたものです。現代に発行されている場の「空気」に関する本は、だいたい本書を参考にしています。目に見えない空気と同じく、目に見えない場の空気に支配され…

「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法(鈴木博毅)

『「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法』(鈴木博毅) 「空気」は、日本人にとって様々なものを左右する見えない存在。日本には「空気を読む」文化がある。そうした「空気」も歴史を振り返れば戦争が引き起こされたり、ビジネスの世界でも何かおかし…

あなたの脳のはなし(デイヴィッド・イーグルマン 大田直子訳)

『あなたの脳のはなし』(デイヴィッド・イーグルマン 大田直子訳) 本書は、脳神経科学の世界的権威であり、スタンフォード大学の神経科学者。人はどうやって決断を下すのか、どうやって現実を認識するのか、私たちは何ものなのか、人生の舵はどうやって切…

人工知能がほぼほぼわかる本(坂本真樹)

『人工知能がほぼほぼわかる本』(坂本真樹) タイトルに惹かれて購入した本書。タイトル通り、ほぼほぼ分かるくらいの緩めの本でイラスト多数と、とっつきやすいです。「いきなりAIの本は難しそう。でも気になる分野・・」という方におすすめです。まとめも…

ヒトは「いじめ」をやめられない(中野信子)

『ヒトは「いじめ」をやめられない』(中野信子) 著者は、脳科学者、医学博士、認知科学者。本書は、子供、大人の「いじめ」がなぜ起こるのか、どのように防止・対応していけば良いのか、脳科学の観点から論じたもの。人間社会において、どんな集団において…

スクールセクハラ(池谷考司)

『スクールセクハラ』(池谷考司) 「なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか」というサブタイトルがついた本書。友人に勧められ読んでみました。なぜそういう心理になるのか、人の心理には悪の部分もいろいろ渦巻いている。加害者も周りも。そんな人の心…

難題が飛び込む男 土光敏夫(伊丹敬之)

『難題が飛び込む男 土光敏夫』(伊丹敬之)(◯) 昭和を代表する経営者であり改革請負人である土光敏夫さんを伊丹教授が書くとなれば良書でない訳がないと思い、迷いなく買いました。で、やっぱり良書でした。石川島重工の社長、東芝の再建、行政改革に取り…

成功することを決めた(遠山正道)

『成功することを決めた』(遠山正道)(◯) 著者は、Soup Stock TOKYOの創業社長。三菱商事⇨KFC(日本ケンタッキー・フライド・チキン)を経て独立。本書は、同社立ち上げの思い、社内ベンチャーとしての起業企画、立ち上げ時の苦労話が盛り込まれたビジネ…

やる気をなくす悪魔の言葉VSやる気を起こす魔法の言葉(岩崎由純)

『やる気をなくす悪魔の言葉VSやる気を起こす魔法の言葉』(岩崎由純) ペップトーク(短くて分かりやすくて、相手の心に響き、自信や勇気を持たせ、やる気を引き出す究極のショートスピーチ)の根底にある「心」について深く掘り下げ、日常生活の中で身近に…

図解 基本フレームワーク50(著:グロービス、執筆:嶋田毅)

『図解 基本フレームワーク50』(著:グロービス、執筆:嶋田毅) 現在取り組んでいる、コンサル&コーチングへの活用を考えたときに、改めてフレームワークは実践的で便利なツールであることを再認識し、復習してみたい意欲が沸々と湧いてきました。知って…

ヤマト正伝(日経ビジネス編 日経BP社)

『ヤマト正伝』(日経ビジネス編 日経BP社) 名経営者の小倉昌男さんが遺した小倉イズムを歴代経営者5人が語った一冊。小倉氏の思いを繋いだ歴代経営者がどのようにイノベーションを起こし、人を育て、危機を乗り越えてきたのか。守るべきものと、変えてゆ…

プラットフォームの教科書(根来龍之)

『プラットフォームの教科書』(根来龍之) ITの分野でよく聞くプラットフォーム戦略。プラットフォームの特徴として、①急速に成長することができる、②一人勝ちすることができる、③一人勝ちが突然覆されることがあることが挙げられます。本書は、こういう特…

ブルー・オーシャン戦略を使いこなす(古田靖、監修:米山茂美)

『ブルー・オーシャン戦略を使いこなす』(古田靖、監修:米山茂美) 本書は、『ブルー・オーシャン戦略』の入門書的な感じで、図表・チャートを多用して易しく解説しています。なるほど、ブルー・オーシャン戦略とは、こういうステップで考えていくのかとい…

養生訓(貝原益軒、現代語訳:城島明彦)

『養生訓』(貝原益軒、現代語訳:城島明彦) 1713年に刊行され300年以上読み継がれている国民的健康書。著者の出版時の年齢が84歳(徳川家歴代将軍の平均寿命が50歳)、しかも虫歯や抜けたが1本もないことが人気の秘密となっている。日常で実践できること…

ヤフーの1on1(本間浩輔)

『ヤフーの1on1』(本間浩輔) 著者は、ヤフー上級執行役員(コーポレート統括本部長)。人材育成を目的に2012年に導入された上司と部下との定期的なコミュニケーション機会である、1on1の面談について、制度導入の思いや留意点がまとめられています。「…

イノベーションのDNA(クレイトン・クリステンセン他)

『イノベーションのDNA』(クレイトン・クリステンセン/ジェフリー・ダイアー/ハル・グレガーセン) 『イノベーションのジレンマ』シリーズ。破壊的イノベータに共通する5つのスキルとそのフレームワークを組織やチームに適用する方法について述べられた…

イノベーションへの解(クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナー)

『イノベーションへの解』(クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナー)(◯) 『イノベーションのジレンマ』の続編。ビジネスにおける成長をどのように産み出せば良いのか。破壊的イノベーションがうまくいかずコモディティ化が進んでしまう仕組みを解…

イノベーションのジレンマ(クレイトン・クリステンセン)

『イノベーションのジレンマ』(クレイトン・クリステンセン)<3回目>(◯) お馴染みの名著シリーズ第1作。改めて読み直してみると、経営戦略、マーケティング、製品開発、組織の意思決定システムなど多岐にわたる問題が絡み合ったテーマであることを再…

五感で磨くコミュニケーション(平本相武)

『五感で磨くコミュニケーション』(平本相武) コーチングの先生、平本あきおさんの2006年の著書。珍しく、日経文庫から。さすが日経文庫シリーズだけあって、テーマに関する知識が幅広く押さえられており、コミュニケーションに関する要点を確認するのに便…

ゼロからのプレゼンテーション(三谷宏治)

『ゼロからのプレゼンテーション』(三谷宏治) コンサル駆け出しの頃に他人のプレゼンテーションを真似した頃から現在までの成長ステップに合わせて、著者が心がけていらっしゃるエッセンスをまとめた一冊。 (印象に残ったところ・・本書より) ◯コンサル…

LIFE DESIGN(ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス)

『LIFE DESIGN』(ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス) 「ライフデザイン」〜スタンフォード式最高の人生設計〜。店頭で表紙を見た印象としては、100年時代の中、どのような人生設計を描いていくのかという、グランドデザインについて書かれているのかな…

キャリア・カウンセリングの進め方(エドガー・H・シャイン)

『キャリア・カウンセリングの進め方』(エドガー・H・シャイン) 本書は、2015年に米国で開催された日本人向けのワークショップをまとめた一冊。日本人がキャリア・アンカーの活用する際の注意点など、日本の特徴を意識しながら解説されています。 (印象に…

最新!トランスパーソナル心理技法(諸富祥彦・日本トランスパーソナル学会)

『最新!トランスパーソナル心理技法』(諸富祥彦・日本トランスパーソナル学会) 精神分析学、認知行動心理学、人間性心理学に続く第四の心理学理論と言われるトランスパーソナル心理学。あらゆる心理学を統合するアカデミックとスピリチュアルの狭間の存在…

虹色のチョーク(小松成美)

『虹色のチョーク』(小松成美) 日本のチョークのシェア50%を占めるトップメーカーの日本理化学工業(株)。粉の飛散が少なくホタテの貝殻を原料にした「ダストレスチョーク」とガラスやホワイトボードなどツルツルした素材に発色良く書くことができ、濡れ…

40歳が社長になる日(岡島悦子)

『40歳が社長になる日』(岡島悦子)(◯) グロービス経営大学院の人気講師でコンサルタントとして独立開業されている岡島先生の最新刊です。これからの非連続成長の時代に経営の舵取りをする経営トップの役割に着目し、これまで多くの経営者と課題解決を重…

藤原先生、これからの働き方について教えてください(藤原和博)

『藤原先生、これからの働き方について教えてください』(藤原和博) リクルート(フェロー)出身で杉並区立和田中学校長を務められた著者。 10年後も自分の仕事の仕方で通用するのか?どのように時代は変わり、働き方をどう変えていけばいいのか?100年時代…

コトラーのマーケティング4.0(フィリップ・コトラー)

『コトラーのマーケティング4.0』(フィリップ・コトラー)(◯) フィリップ・コトラー先生の最新刊です。生産主導のマーケティング1.0⇨顧客中心の2.0⇨人間中心の3.0。2010年に3.0が出て7年。さて、これが4.0になってどう発展しているのか、とっても興味が…

絵で見る十字軍物語(塩野七生)

『絵で見る十字軍物語』(塩野七生) 本書は、『十字軍物語』全3巻のダイジェスト版のような存在。ページ左にギュスターヴ・ドレの美しい版画絵(ドレの版画絵は、ミショーが書いた『十字軍の歴史』の挿絵として書かれたものです)、ページ左に地図と要点が…