MBA男子の勝手に読書ログ

グロービス経営大学院を卒業したMBA生の書評と雑感。経営に関する基本書、実務書のほか、金融、経済、歴史、人間力、マネジメント力、コミュニケーション力、コーチング、カウンセリング、自己啓発本、ビジネススキル、哲学・思想など、幅広い教養を身につけ、人間性を磨く観点で選書しています。

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)<8冊目『存在をひとつに』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <8冊目『存在をひとつに』84〜91の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑…

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO) <7冊目『光と闇の瞑想』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <7冊目『光と闇の瞑想』73〜83の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想…

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)<6冊目『覚醒の深みへ』より>

『112の瞑想秘法の書(下)』(OSHO)(◯) <6冊目『覚醒の深みへ』64〜72の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想…

超ざっくり分かるファイナンス(石野雄一)

『超ざっくり分かるファイナンス』(石野雄一)(◯) ファイナンス初学者向け。著者の著書では、MBA時代に、『道具としてのファイナンス』『ざっくり分かるファイナンス』を拝読しました。本書は、とある研修で配布されたのですが、前2作よりもさらに簡単に…

AI 2041(カイフー・リー、チェン・チウファン)

『AI 2041』(カイフー・リー、チェン・チウファン)(◯) 久しぶりに未来に対して大きく心が動かされた一冊。こりゃ、ヤバい本です(もちろん良い意味で)。昨年、これはすごいと思った『2030年世界は加速する』に次ぐ、ここ最近の中では一番心動かされた本…

ザ・ワーク(バイロン・ケイティ)

『ザ・ワーク』(バイロン・ケイティ) 「人生を変える4つの質問」という副題が付いている本書。 非常にシンプルなのが良い点です。人はそれぞれのものの見方があるので、それを問いによって考え直すことで、いろいろな気づきが生まれます。まさに、コーチ…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<5冊目『愛の円環』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <5冊目『愛の円環』48〜63の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法を…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<4冊目『沈黙の音』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <4冊目『沈黙の音』37〜47の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法を…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<3冊目『第三の眼』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <3冊目『第三の眼』25〜36の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法を…

いかなる時代環境でも利益を出す仕組み(大山健太郎)

『いかなる時代環境でも利益を出す仕組み』(大山健太郎)(◯)<2回目> アイリスオーヤマ会長による、アイリスオーヤマ(以下「当社」)の事業モデルを解説した一冊。プラスチック素材の成形下請業者からスタートした当社。オイルショックで経営危機に陥…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<2冊目『源泉への道』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <2冊目『源泉への道』13〜24の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の瞑想法…

112の瞑想秘法の書(上)(OSHO)<1冊目『内なる宇宙の発見』より>

『112の瞑想秘法の書(上)』(OSHO)(◯) <1冊目『内なる宇宙の発見』1〜12の技法より> 20世紀のインドを代表する思想家OSHO。ガンジー、ブッダらと共にインドの運命を変えた10人に挙げられる方です。数々の講話が書籍になっていますが、本書は、112の…

人生を変える一番シンプルな方法(ヘイル・ドゥオスキン)

『人生を変える一番シンプルな方法』(ヘイル・ドゥオスキン) 著者は、世界的ベストセラー『ザ・シークレット』の教師のひとり。本書は、「セドナメソッド」と呼ばれる、人が成長するための究極の道具である、「内面の制限」を手放すメソッドを紹介した一冊…

『涅槃経』を読む(田上太秀)

『『涅槃経』を読む』(田上太秀) ブッダが臨終に際して説いた極意をまとめた『涅槃経』。本書は、『涅槃経』の案内書的な一冊で、『涅槃経』の中から特に重要であり、特色のある内容が抽出して紹介されています。ブッダの様々な教えの中で、最後に何を言い…

新事業開発の戦略と組織(山田幸三)

『新事業開発の戦略と組織』(山田幸三) 研修の課題図書で読んだ一冊。2000年発行の本書は、研修や授業の教科書というイメージがぴったりの内容で、企業が新事業開発をする際の進め方や組織の作り方がまとめられています。特に、ボトムアップ型の3Mの事例…

毎日を楽しめる人の考え方(樺沢紫苑)

『毎日を楽しめる人の考え方』(樺沢紫苑)(◯) 樺沢先生自身が楽しんで過ごしていらっしゃると思うので、とても説得力のあるテーマ。本書は、「遊び」をテーマにした一冊。遊びがもたらすメリット、遊びの掛け算、遊びの極意など、仕事やプライベートな時…

脳がよみがえる断食力(山田豊文)

『脳がよみがえる断食力』(山田豊文) 著者は、「山田式ファスティング」という、薬を用いずに、ビタミンやミネラル、ファイトケミカル、酵素、食物繊維など本来の食事学、解毒や断食といった自然な手段を用いて病気を予防し、健康状態を改善することが正し…

韓非子(本田済)

『韓非子』(本田済)(◯) 本書は、1969年刊行の筑摩叢書に基づく、1996年に刊行されたちくま学芸文庫文庫版(上下)を原本として、2022年に講談社学術文庫から刊行されたものです。現代語訳に加え、各章句の要点が冒頭に書かれており、読みやすいと思いま…

1兆ドルコーチ(エリック・シュミット他)

『1兆ドルコーチ』(エリック・シュミット他)(◯) 著者は、2001年〜2011年までGoogleの会長兼CEO、2011年〜2015年までGoogle執行役会長など、Google社の要職を歴任した方。 本書は、シリコンバレーの巨人、スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者)、…

自分のリミッターをはずす!(苫米地英人)

『自分のリミッターをはずす!』(苫米地英人) 著者は、認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)、計算科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士、同Cylab兼任フェローなどの肩書きを持つスペシャリスト。…

王陽明「伝習録」を読む(吉田公平)

『王陽明「伝習録」を読む』(吉田公平) 陽明学の祖、王陽明(1472〜1528年)の名著『伝習録』を解説した一冊。陽明学は、江戸時代に入って日本にも伝わり、藤原惺窩、林羅山、中江藤樹、佐藤一斎といった方々をはじめ、幕末運動から明治・大正の期にまで大…

老子(池田知久)

『老子』(池田知久) 「仁義礼智」などを重んずる倫理思想、などの政治思想、知恵、学問、人為などによる重要問題の解決を、『老子』はすべて批判して退けている。後の『荘子』『呂氏春秋』『韓非子』『荀子』『淮南子』に多大な影響を与えた『老子』。老師…

ものづくり成長戦略(藤本隆宏、柴田孝(編著))

『ものづくり成長戦略』(藤本隆宏、柴田孝(編著)) 本書は、東京大学大学院の藤本教授と山形大学の柴田教授による共編著。生産革新の要諦である「良い流れを作る」。現場は宝の山、「良い設計・良い流れ」を作る鍵は現場にある。本書では、各地域のものづ…

コンフォートゾーンの作り方(苫米地英人)

『コンフォートゾーンの作り方』(苫米地英人)(◯) 著者は、脳機能学者、計算言語学者、分析哲学者等の肩書きを持つ専門家。本書はコーチングの原理が図解も含めてとてもわかりやすく解説されています。新書サイズで『夢を叶える方程式』と言う著者の書籍…

ウェイマネジメント(グロービス)

『ウェイマネジメント』(グロービス) 強い企業、強い経営、ブレない経営には自社らしい、自社の価値を追求する企業理念がある。本書は、グロービス経営大学院がウェイの明文化について詳しく述べた一冊。理念を現実化させるウェイ(行動指針)の作成から浸…

Think right(ロルフ・ドベリ)

『Think right』(ロルフ・ドベリ) 「自分の知識を過小評価するよりも過大評価する方が多い」「何かを手に入れる時よりも、何かを失う危険がある時の方が素早く反応する」など、傾向を知っていると自分の行動の間違いに気づきやすくなります。本書は、合理…

法句経講義(友松圓諦)

『法句経講義』(友松圓諦) 本書は、昭和9年にラジオで放送された著者の『法句経講義』をまとめた一冊。『法句経』は『ダンマパダ』とも呼ばれ、ブッダの教えである原始仏教の最古の経典のひとつです。『法句経』は全部で423の詩で構成されますが、このラ…

やってのける(ハイディ・グラント・ハルバーソン)

『やってのける』(ハイディ・グラント・ハルバーソン)(◯) 本書は、目標を達成するための取り組み方について、まとめられた一冊。著者は、社会心理学者で、モチベーションと目標達成分野の第一人者。強い意志力を使わなくても目標が達成できる取り組みの…

すべては1人から始まる(トム・ニクソン)

『すべては1人から始まる』(トム・ニクソン) これは簡単には理解できないぞという奥深さと可能性を感じました。本書は、トップダウン×ボトムアップの2つの力を創造的に活かす新しいリーダーシップである、ソース(創造の源)原理について解説した一冊。…

経営革命大全(ジョセフ・H・ボイエット、ジミー・T・ボイエット)

『経営革命大全』(ジョセフ・H・ボイエット、ジミー・T・ボイエット)(◯) 本書は、2002年に出版され、2014年に日経ビジネス人文庫から新装版として発行されました。良書として、話題になっていたと記憶していますが、最近別の書籍で、本書から引用してい…